【米国株】悩んだ末、スターバックス【SBUX】とクラウドストライク【CRWD】株を約11万円分新規購入しました
毎月10日の給料日に米国の連続増配・高配当株に約13万円を追加投資しているセシルですが、
PFにグロース株を2割〜3割組み入れるためにスターバックス株を88.20ドルで4株と先月6月に新規IPOしたクラウドストライク株を70.50ドルで10株の計1052ドル分(約11万円)新規で買い付けました。
両銘柄を買うのは今回が初めてです。
スタバの人気について考察してみる
スターバックス株は昨年の12月に新高値ブレイクしてから緩やかに綺麗な右肩上がりを続けており、今後調整局面がどこかでくるかもしれませんが長期投資においてタイミングを考えることはあまり意味がないと思い、保有を決めました。
現在の配当利回りが1.60%程度あるのももちろんですが、一番の購入理由としてはやはりそのネームバリューですね。
一部の国では全く人気がないスタバですが、やはり本場米国をはじめ、日本に住んでいてスタバを見ない日はありませんし、必ず「行列」ができています!
コーヒーは私も大好きで、誰もが毎日一杯以上飲んでいることを考えると「生活必需品」のひとつであると言えます。
今後景気が悪化すると単価の高い商品を扱っているスタバにはかなりの打撃になると予想されますが、それでも余程のことがない限りスタバ人気が衰えることはないと感じています。
なんとなく皆さんも感じているかもしれませんが、スタバに行く目的って「コーヒーを飲む以上にその空間にいる自分イケてる!」
だと思うのです。
偏見ですかね?(笑)
もちろん、季節限定商品などが発売されるとついつい気になって買ってしまう方もいるでしょうし、インスタ映えするから買ってしまうということもあると思います♪
どちらにせよ、スタバというオシャレな空間が今後も維持される限りは問題なく成長していくだろう。というのが私の見解です。
注目のIPO、クラウドストライクについて
クラウドストライクは、2011年に元マカフィーのチーフ・テクノロジー・オフィサーだったジョージ・カーツが、同僚のドミトリ・アルペロビッチと一緒に設立したITセキュリティ企業です。
クラウドストライクの名前の由来は、
「cloud(雲)」ではなく「crowd(群衆)」
クラウドストライクは、クラウドソーシングの手法をネットワーク・セキュリティに援用しています。すなわち沢山の顧客企業のうち誰かが攻撃された場合、その侵入者の情報をAWS上に構築した「クラウドストライク・ファルコン」というプラットフォームを経由し、他の全顧客と共有して集団で防衛します。
社名がcloud(雲)ではなくcrowd(群衆)なのは、そういう理由です。
クラウドストライクがこうしたサービスを発想した背景には、ハッカーの侵入を全て防げるというのは幻想に過ぎず、実際にはどんなに防御を固めても新しい手法で侵入されるので、むしろ「侵入された後、どう対処する?」ということのほうがずっと重要だという気づきがあります。
このような集団防衛のメリットは、自社で経験豊かなITセキュリティ担当者を常駐できないような中小企業でも、大企業と同じレベルの対応が出来る点です。
クラウドストライクのサービスはSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)として顧客に届けられ、定期購読される形態をとります。
業績は好調で、2019年1月31日で終了した四半期では年率換算3.13億ドルの年間リピート売上高(ARR: Annual Recurring Revenue)を記録しました。これは前年同期比+121%!
課金顧客数は2500社でトップ20行の銀行のうち、9行がクラウドストライクの顧客となっています。また「Fortune 100」の大企業のうち、40%がクラウドストライクの顧客。
「既存顧客1人(1社)あたりの売上げが、前年同月比でどれだけ増えているのか」を表すドルベース・ネット・リテンション率は、147%でした。
ドルベース・ネット・リテンション率が上昇している背景として、同社がモジュール型のいろいろな追加サービスを発表し、顧客が必要に応じてそれらの購入を可能にしたことによります。
クラウドストライクのターゲット市場の潜在規模は246億ドル。この潜在市場規模は、新しいモジュールの導入でサービス範囲を拡大するにつれて大きくなると予想されます
クラウド活用が益々拡大する世界においてセキュリティ対策は必須なので、今後の成長性に期待してバイアンドホールドのつもりで買い増しもしていく予定です。
【6月配当金】XOM、JNJ、PEPから配当をいただきました
こんにちは、セシルです。
保有していたExxon Mobil【XOM】、Johnson & Johnson【JNJ】、Pepsico【PEP】より税引き前で約52ドル(約5,600円)配当金をいただきましたよ♪
↓↓
とはいえ、「保有していた」と書いているように、現在は保有しておりません。
いずれまた買い直す予定です。
読者の方の中には、
「買ったら売らないんじゃなかったの?」
と思われる方もいそうですね。
これについては弁明の余地もございません…
黄金銘柄を売却した理由
売却理由としては単純で、暴落していたアルトリア【MO】とアッヴィ【ABBV】を買い増すためです。
この2銘柄が最近叩き売られていたことは、米国株投資をしている方ならご存知のことと思います。
以前までの私なら、暴落したら狼狽して真っ先に損切りしたものですが、配当再投資戦略なら話は別です。
安くなった分多く株を買えるためです。
とはいえ、仮に保有している銘柄が配当の減配を発表しようものなら売却を考える必要が出てきます。
株主を軽視する会社には投資できませんからね。
私が米国株投資を始めるときに設定した、目的とゴールが達成できないというのは避けたいところです。
ちなみに今月はアルトリア・グループ【MO】からの配当金が税引き前で約60ドル振り込まれる予定です♪
米国株最低取引手数料が1/50へ大幅引き下げ
さて、話は少し変わりますが、米国株投資家にとってはとんでもない朗報が「マネックス証券」から流れてきましたね!
結論から言えば、これまで最低取引手数料5ドルだったのが0.1ドルへと大幅に引き下げられました♪
ちょうど本日7月8日(月)の取引分から適用されるようです。
主要ネット証券の中では最安となり、これまで以上に低いコストでのお取引が可能となりました。(※そのあとすぐに楽天証券も対抗措置を取り、なんとさらに安い0.01ドルへと引き下げました)
また、同時に米ドルの為替手数料(買付時)も半年間無料になるようですね。(具体的には2019年7月8日(月)〜2020年1月7日(火)国内約定分(予定)まで無料)
このビッグニュースによって、米国株投資がもっと盛り上がってくれることを願っていますが、それでもまだまだ日本株に執着する個人投資家は多そうな気もします…
やはり遠い異国の地へ投資するよりも、身近に存在する自国の企業の情報の方が簡単に得られますし、ラクですからね。
とはいえ、日本株が長期投資に向かないのは歴史が証明していることを考えれば、米国株にスイッチした方がよっぽど賢明だと私は思います。
参考になれば幸いです。
【毛穴改善】POLAグループ敏感肌専門ブランド、DECENCIA(ディセンシア)アヤナスのクリーム洗顔が秀逸! 使用した感想と全成分分析
こんにちは、セシルです
当ブログで人気の「私が使ってみてオススメできる製品を紹介する化粧品成分記事」
仕事や育児の都合でだいぶご無沙汰になっていましたが、再び再開していきたいと思いますね♪
洗顔の重要性
さっそくですが、今回紹介するのは「敏感肌用の石鹸系洗顔フォーム」です!
当ブログで取り扱うことの多いテーマでもありますが、美しい肌は「洗顔から」と言われるほどスキンケアの一連の流れにおいて洗顔(クレンジング含む)はとても大切なことだからです。
同じ年齢でも、若々しい肌とそうでない肌の人の美容生活の差を比較したら、若々しい肌をしたグループは1日の汚れをその日のうちにキチンと洗顔でオフしていたというデータもあります。
きちんと余分な皮脂や汚れをオフしてからメインの化粧水や美容液、乳液などを肌に与えて上げないと、十分な効果が発揮されないどころか肌に悪影響を与えかねません。
そうなったら折角一本数万円もする化粧品がもったいないし可愛そうです!
スキンケアの一番最初におこなう大事な工程なので、今まであまり意識してこなかった方は考えを改めていただけると嬉しいです。
アヤナス洗顔の価格や使用感について
■基本情報
・剤型:クリーム洗顔
・価格:3,000円
・内容量:100g
・発売日:2019.4.22
■商品主張
至福の濃密泡で肌を包みこみうるおいとやわらかさを残して洗う洗顔料。瞬時に現れる豊かなボリュームの泡が、どこまでもやさしく肌に触れ、弾力をキープしながら汚れをすみやかにオフ。ストレスを受けた敏感肌の毛穴悩みやエイジング悩みにアプローチしながら、必要なうるおいは残してしっとりとやわらかい肌に洗い上げる!
■使用における体感
1cmくらいの量を泡立てネットで泡立てて使用。まず最初に感じたというか、驚いたのは起泡(泡立ち)の速さ。
少ない量でもすぐに泡立ち、キメ細かい濃密な弾力泡が出来上がりました♪
顔が泡にやさしく包み込まれ、洗い流した後もつっぱらず回数を重ねるごとに毛穴汚れが目立たなくなってきた気がします。
敏感肌用ということで賦香は控えめでした。
全成分および効果効能について
ここからは全成分とその成分の特徴について見ていきますね。
【1】水
→保湿剤。とはいえ、洗顔フォームの場合はアルカリ(水酸化K)を溶解させる溶媒の役割で配合します。
【2】グリセリン
→保湿剤。3価の多価アルコールです。
おそらく全体の15〜20%はグリセリンで構成されていると思います。
【3】ステアリン酸
【4】ミリスチン酸
【5】水酸化K
【6】ラウリン酸
→石鹸素地と呼ばれるものです。一般的に石鹸系洗顔はすべて脂肪酸をアルカリ中和して得られます。今回の場合はステアリン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸ですね。
キメ細かい泡ができる反面、泡立ちしにくいステアリン酸が最も多く含まれているのは珍しいですね。
また、ラウリン酸は脂肪酸の中では泡質が粗い反面、最も泡立ちが良いので多用されます。
ただ、皮膚刺激性はその分高いので、日本人にはラウリン酸の少ない敏感肌向けの製品がオススメといえます。
【7】マルチトール
→保湿剤。糖類のひとつです。
【8】ジグリセリン
→保湿剤。グリセリンの二量体ですね。
保湿力が高いので洗い上がり後のしっとり感に寄与しています。
【9】BG
→保湿剤。2価のアルコールです。また抗菌効果もあるので、防腐剤の配合量を減らすことができます。
【10】(グリセリン/オキシブチレン)コポリマーステアリル
→POLA製品でのみ使われているポリマーのようです。
【11】イソステアリン酸PEG-20グリセリル
→ノニオン界面活性剤。PEG鎖が20と短いことから親油基よりなので、乳化剤としての役割が多い成分です。
【12】デシルグルコシド
→ノニオン界面活性剤。マイルドな洗浄剤として使われるほか、泡膜強化に寄与していると思います。環境にやさしい植物由来で、優れた洗浄性・起泡性を発揮。低刺激性の洗浄製剤やベビーケアコンセプトに最適な成分です。
※おそらくここまでが配合量1%以上の成分と考えられます。
これより下は1%以下しか入っていない成分と思っておいてください。
【13】リン酸2Na
→pH調整の役割がありますが、セルロースなどの副生成物などの可能性もあります。
【14】セラミド2
→角層の細胞間脂質を構成する成分のひとつ。
外部刺激から肌を守るバリア機能の働きをします。
【15】ゴボウエキス
→ 保湿、血行促進、フケおよび脱毛予防作用による育毛作用などがあります。
【16】ヒドロキシエチルウレア
→保湿剤。おそらく「HYDROVANCE」という原料だと思います。
良く使われるグリセリンなどに比べ、肌への浸透速度が速いというデータがあります。
【17】アルギン酸硫酸Na
→調査中
【18】コウキエキス
→ゆらぎの原因となる微弱炎症を抑え、美肌成分の効きやすい肌に整える。
【19】オタネニンジンエキス
→ 皮膚細胞の活性化、肌のハリや弾力の改善、薄毛の防止目的で化粧品に配合される成分です。
【20】紅藻エキス
→調査中
【21】ビルベリー葉エキス
→抗老化、抗酸化、細胞賦活作用などがあります。
【22】マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル
→感触改良剤。高い抱水力・あれ肌の保湿性改善、バリア機能の向上に寄与。肌のキメ改善にも期待できる成分。
【23】ラベンダー花水
→収斂、殺菌、抗菌効果によりニキビの予防や毛穴汚れに効果があります。
【24】ニオイテンジクアオイ水
→調査中
【25】ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
→ 角層内部へと浸透し、セラミドと同様の働きで皮膚のバリア機能を改善して肌の弾力・キメを回復させる効果があります。
【26】フィトステロールズ
→調査中
【27】セタノール
→高級アルコールの油剤。
【28】ポリクオタニウム-7
→感触改良剤。カチオン性のポリマーなので、洗い上がり後も皮膚に残ることから、しっとりすべすべ感を与えます。ただし、粘り気が強くでるので好みが分かれるかもしれません。
【29】セルロースガム
【30】ヒドロキシプロピルメチルセルロース
→ポリマー。ノニオン性の増粘剤であり、泡質強化の目的で配合されていると思います。
【31】PEG-32【32】PEG-6
→保湿剤。おそらく「PEG-1500」という原料です。1:1の割合で配合されています。
【33】ケイ酸(Na/Mg)
→粘土系増粘剤。良く知られている名称としては「ベントナイト」がこれに該当します。
毛穴汚れの吸着剤としての効果があります。
【34】PPG-24グリセレス-24
ポリマー。
【35】オレイン酸ポリグリセリル-2
→ノニオン界面活性剤。
【36】【37】クエン酸Na、クエン酸
→pH調整剤および肌の収斂目的で配合されています
【38】フェノキシエタノール
→防腐剤
以上のような処方設計でした。
おわりに
最後になりますが、毎回恒例の個人的な評価(5段階評価)ですが、「3.5」としました。
理由はひとつで、「泡だてはじめるとすぐに泡立ち、弾力のある濃密な泡ができるから」です。
とはいえ、総合的に見ると価格の割に内容量が少ないことや、敏感肌という割にはしっとり感を「演出」するために皮膚に残ってしまうカチオン性のポリマー(ポリクオタニウム-7)を配合するなど、使用感としてはとてもいいんだけどラクな方に逃げているな、という印象です。
洗顔の後にカチオンが残っているのは肌に良くないですからね。
あなたの化粧品選びの参考になれば嬉しいです♪
※ちなみに、ディセンシア製品は通販限定の商品なので、百貨店やバラエティショップなどでは販売していません。
もし「使ってみたいな」という方は、
↓↓↓以下フォームの公式サイトで購入することができますよ。
【ABBV】米ヘルスケア大手のアッヴィ株を約23万円分買い増しました
こんにちは、セシルです。
先日米国へルスケア大手のアッヴィ(ABBV)株を1株78.00ドルで28株、約2,184ドル(約23万円)分買い増しました。
今回の購入でアッヴィの保有枚数が65株となります。
実はグロース株のゼットスケーラー 【ZS】やIPOしたばかりのビヨンド・ミート【BYND】を買ったりもしましたが、やはりボラが大きく、将来の下落リスクを考えて今はディフェンシブに集中したいと思います。
アッヴィ【ABBV】とは
アッヴィはグローバルな研究開発型のバイオ製薬企業大手です。2013年にアボット・ラボラトリーズ【ABT】からスピンオフして誕生した会社です。
免疫疾患、腫瘍学、ウィルス感染・C型肝炎、神経系が重点領域となっています。
主力商品は抗リウマチ治療薬の「ヒュミラ」。
15年にがん治療薬のファーマサイクリック社を210億ドルで買収し、血液がん治療薬の「イムブルビカ」を獲得してがん領域を補完しています。
他にも抗うつ薬の「ルボックス」などがあります。
業績概況
2018年は主柱の「ヒュミラ」がグローバル競争激化も米国内中心に順調に拡大しています。
新薬貢献のHCVや買収した子会社の「イムブルビカ」も急成長中。
ただ、開発中止薬の減損が響き営業減益ですが、税負担減で純利益は増益を確保していますね。
ABBVは配当貴族
アッヴィってどのくらいの期間、増配していると思いますか?
現時点で46年もの間増配をしています。
このまま順調に増配していけばあと数年で「配当王」の仲間入りしそうですね。
ここまできて減配なんてのは考えにくいですし会社側としては意地でも増配してくると考えられます。
ABBVの基本情報
ティッカー:ABBV
本社:米イリノイ州北郊・ノースシカゴ
設立:2012年
上場:2013年
配当利回り:5.46%(6月21日現在)
一株あたりの配当金:1.07ドル
PER:9.01
PBR:---
EPS:3.67
BPS:△5.71
2019~20年は新製品ラッシュ
アッヴィは今年5月に乾癬治療薬「スキリージ」(一般名・リサンキズマブ)を世界に先駆けて発売しました。
また白血病治療薬の「ベネトクラクス」のほか、関節リウマチ治療薬として「ウパダシチニブ」(絶対覚えられないw)を今年2月に米FDAに新薬申請し、欧州EMAにも医薬品販売承認申請をしています。
今年から来年にかけて新製品ラッシュを迎えそうです♪
「スキリージ」は抗IL-23抗体で、3回目以降は12週間に1回投与と、国内で承認されている乾癬向けの生物学的製剤で最も投与頻度が少ないのが特徴。ピーク時に薬価ベースで102億円の売上高を見込んでいます。
2020年以降は成長回復が見込まれる
現在、日本市場で存在感を急速に高めてるアッヴィ。
なぜかといえば、2018年はC型肝炎治療薬の「マヴィレット」が大ヒットで売上高が倍増し、初めて日本でトップ20入りを達成したためです。
とはいえ、「マヴィレット」による急成長の反動で19年は減収となるものの、20年以降はこうした新製品によって成長回復の見通しです。
13年の発足時には日本国内売上高では37位だったアッヴィ。短期間で急成長を遂げ、グローバルにおける日本市場の重要性も高まっているといいますが、一方で薬価制度の見直しが懸念材料となります。
実際、「マヴィレット」は今年2月、特例拡大再算定の適用を受け、薬価が25%引き下げられました。
おわりに
個人投資家の中にはタイミングを見計らって割安になったら株を買い増そうと考える人も少なくないと思います。
しかし、タイミング投資は長期的に見ればパフォーマンスに与える影響がほとんどないので、最初にどかっと投資をしても長期的に見れば問題ありません。
なぜなら、いまのような不透明感が強い中での強気相場では、「株価は割高だからもうすぐ下がるかもしれない」と考えて、株を買い増しすることはなかなかできないでしょう。
実際、資金が債券市場に流れ始めています。
また、「暴落を待ってから株を買おう!」などと考えていた投資家でも、いざ弱気相場になるとほとんどの人が「株価はまだ下がるかもしれない」と考え、結局いつまで経っても株を買い増すことができないのは目に見えています。
あなたの参考になれば幸いです。
【THEO】ロボアド投資始めました!
こんにちは、セシルです。
投資界隈で昨年あたりから人気がで始めたロボアドバイザーによる資産運用。
これらはまだできたばかりであまり実績がありません。
というわけで、実際に10〜30年の長期で運用した場合、どのくらいのパフォーマンスになるのか興味が湧いたので、毎月1万円の積立で運用してみることにしました!
今回は、
【1】ロボアドの種類
【2】THEOの取扱い商品
など、「ロボアド投資について気になっている人」や「始めてみたいけど迷っている人」に読んでいただければなと思います。
そもそもロボアドってなんだろう?
名前だけは聞いたことがあるけどイマイチ分からないという人のために伝えておきますね。
ロボアドというのは「ロボアドバイザーの略」です。
サービス内容としては「投資に関するアドバイスサービス」がメインです。
具体的には、
【1】Webサイト上でアンケートなどに答え。
【2】そのアンケート結果やプロファイル(人物像)をもとに、適切な資産配分ポートフォリオ(構成比)をおすすめしてくれる
というものです。
例えば、
(1)年齢
(2)年収
(3)資産運用の経験
(4)運用目的や想定運用期間など
設定された質問に答えると、あなたのリスク許容度が分析されます。
そのリスク許容度と運用目標をもとに、おすすめの投資商品のポートフォリオなどをアドバイスしてくれるわけです。
つまり、「どれにいくら投資して良いのか分からない人」にも始めやすいものと言えます。
ロボアドの種類
有名なところでいえば、
(1)「Wealth Navi」
(2)「THEO」
あとは最近TVでCMなどの広告戦略を始めた「ロボ貯」などですね。
他にもいくつかありますが、今回は割愛します。
実はこのロボアド、大きく分けると2種類あって、「おまかせ型」と「アドバイス型」があります。
今回取り上げた3つのサービスはどれもメインは「おまかせ型」です。
ズボラなあなたでもプロが厳選したものに分散投資してくれますので簡単ですね!(笑)
THEOについて
THEO のコンセプトは、「投資は、ロボが。人生は、あなたが。」 毎日を全力で生きるすべての人たちをサポートする、AI搭載ロボアドバイザーによる投資一任運用サービスです。
年齢や現在の金融資産額などの情報から、ロボアドバイザーが一人ひとりに合った「最大30種類以上のETF」からなるポートフォリオを提案します。
最低投資金額は1万円で、手続きはスマホだけで完了し、運用報酬も最大1%(年率・税別)と低コストで始められます。
20代〜40代を中心に、運用者は6万8千人を突破しています(2019年2月28日現在)。
THEOの取り扱い商品はなにがあるの?
具体的な運用方針が3つですが、AIファンドも入れると5つです。
その中から自分のスタイルにあったもの選択をすることで運用が開始されます。
1.グロース・AIファンド(世界の株式中心)
→投資信託財産の成長を図ることを目標に、主にマザーファンドを通じて世界のETFに分散投資することにより、リスクの軽減を図りつつ、世界各国の企業の成長性に着目した運用をおこなうというもの。
■ETF組入れ上位5銘柄
(1)VANGUARD FTSE EUROPE ETF
(2)VANGUARD MID-CAP VALUE ETF
(3)ISHARES MSCI JAPAN ETF
(4)VANGUARD VALUE ETF
(5)ISHARES MSCI MEXICO ETF
2.インカム・AIファンド(世界の債券中心)
→安定した収益の確保と投資信託財産の着実な成長を図ることを目標に、主にマザーファンドを通じて世界のETFに分散投資することにより、リスクの低減を図りつつ、世界各国の金利水準に着目した運用をおこなうもの。
■ ETF組入れ上位5銘柄
(1)ISHARES IBOXX INVESTMENT GRA
(2)ISHARES MBS ETF
(3)ISHARES 7-10 YEAR TREASURY B
(4)ISHARES SHORT-TERM CORPORATE
(5)SPDR BBG BARC ST HIGH YIELD
1.グロース・ファンド(世界の株式中心)
→世界各国の企業の成長性に着目した運用
■ETF組入れ上位5銘柄
(1)VANGUARD FTSE EUROPE ETF
(2)VANGUARD MID-CAP VALUE ETF
(3)ISHARES MSCI JAPAN ETF
(4)VANGUARD VALUE ETF
(5)ISHARES MSCI MEXICO ETF
2.インカム・ファンド(世界の債券中心)
→世界各国の金利水準に着目した運用
■ETF組入れ上位5銘柄
(1)ISHARES IBOXX INVESTMENT GRA
(2)ISHARES MBS ETF
(3)ISHARES 7-10 YEAR TREASURY B
(4)ISHARES SHORT-TERM CORPORATE
(5)SPDR BBG BARC ST HIGH YIELD
3.リアルアセット・ファンド(世界の実物資産中心)
→世界の実物資産の資産価値保全に着目した運用
■ETF組入れ上位5銘柄
(1)ISHARES TIPS BOND ETF
(2)ISHARES US REAL ESTATE ETF
(3)INVESCO DB COMMODITY INDEX TRA
(4)ISHARES GOLD TRUST
(5)ISHARES GLOBAL INFRASTRUCTUR
【旧村上ファンド】村上世彰氏、「投資部」発足で再び表舞台へ
こんにちは、セシルです。
2006年にインサイダー取引で逮捕され、有罪判決を受けた後、シンガポールに活動拠点を移していたかの有名な村上氏。
長らく表舞台から遠ざかっていましたが、昨今は日本国内での活動を再開しているのはご存知の方もいるかと思います。
今回はそんな村上氏がわたしの大好きな漫画の「インベスターZ」さながらの活動を始めたということでみなさんにもご紹介します。
この話をニュースで知った時、なぜだかわたしは心の中でドキドキとわくわく感を感じました(笑)
もしかしたら、「お金に情弱な日本人の考え方がこれを機に変わってくれるかもしれない」との期待感からかもしれません…(笑)
投資部を設した狙いとは
金融教育の一環で、企業動向の読み解き方や資金運用術を伝授する狙いがあるようです。
特別顧問に旧「村上ファンド」代表の村上世彰氏が就任したことで注目されました。
ここで驚いたのが、村上氏が創設した「村上財団」から全部員に20万円を提供するところです。
さらに部員は村上氏のアドバイスを受けつつ、東京証券取引所の上場銘柄を売買しながら投資を学んでいくことができるので、非常に恵まれた環境で投資経験を積むことができるのです!
可能ならわたしも参加したかったなーと思いました(笑)
元本割れしても補填する必要がない!?
見出しだけ見るとなんだかうさん臭い感じもしますが、実は嘘というわけではなく「活動終了時に損失が生じていた場合でも部員が補填する必要はない」と言っています。
残っている元本を財団に寄付するだけで良いそうです。
また、利益が出た場合は「元本のみ財団に寄付し、利益は部員の取り分となります」!
利益を得た部員は村上氏と相談した上で、さらなる投資や海外周遊など、教育的意義がある活動に資金を使っていくというのです・・・
デメリットがまったくないのでちょっと怖い気もしますが、そこはあくまで「部活」という名目だからなのでしょう。
こんな部活があったらみんな入部したいでしょうが、やはり条件があります。
入部条件などの詳細
入部条件としては、「小論文試験などの審査に合格した50人」に絞るです。
6月中に入部者を確定させ、7月~2020年2月にかけて活動する予定のようです。
村上氏の担当は、
(1)資金提供
(2)オンライン・オフラインでの講義
(3)レポート添削
などを担当します。
また、N高側は村上氏の講義とは別に、投資に必要な数学的知識に関する授業も開講する。
22日の会見で村上氏は「単に株式投資をするだけではなく、儲かった時や損した時にどんな心境の変化があったか、どう自分が進化したかを感じてほしい。お金に親しみを持ってもらえるように(授業を)やっていく」と意気込みを語りました。
今現在投資をされている方はお分かりの通り、ここのいわゆる「投資家心理」というのは1位2位を争うくらい大事な部分だとわたしは思います。
そこをきちんと学ぶ機会としてくれるのは信頼できます。
活動の詳細
投資活動は個々で行うようですが、グループワークも実施。部員は5人1組のチームを作り、チャットツール「Slack」上で、
(1)情報交換
(2)失敗・成功体験の共有
(3)企業研究
などを行います。
チームで投資先の社長を訪問したり、株主として企業に改善策を提案したりする場合もあるとのこと。
ドワンゴの夏野剛社長は、「日本人はどうしても『貯蓄は美徳』という概念が根強いが、授業を通じて『投資は悪ではない』と知ってほしい。現状、学校教員にも投資経験がある人が少ないため、今回はプロを招いた。部員は単なるギャンブルにならないよう、数学の知識や考え方など、根本から投資を学んでほしい」と語りました。
また、N高3年生の男子生徒は取材に対し、「入部試験を通過できれば、元本を倍にできるよう頑張りたい。最低でも元本を割らないようにしたい。投資に興味はあったが資金集めが難しかったので、元本を提供してもらえるのはありがたい」とも語っています。
そりゃそうですよね(笑)
おわりに
いかがでしたか。
これを見た時、もしかしたらすべての日本人が米国人のように株式などの資産運用を当たり前のようにおこなう日がくるのかもしれない。
とわずかな期待感を抱きました。
そしてやるかどうかは別として、いつかわたしもこんな活動してみるのもおもしろいかもしれないと考えるきっかけにもなりました♪
人生100年時代において、投資は必須ですからね。
あなたの参考になれば幸いです。
【P&G式】新社会人のうちから身につけておくべきビジネススキル
こんにちは、セシルです。
「パンパース」「h&s」「ファブリーズ」「食器用洗剤のJoy」etc…
これらは一般家庭でよく見る赤ちゃん用の紙おむつや洗剤などですね。
我が家でもなんとなく全部使っていたのですが、これらはどこの会社の製品か知っていますか?
まぁタイトルに出てしまっているのですでにお分かりかと思いますが、世界的に有名な一般消費財メーカーの「Procter&Gamble社」です!
日本のお昼のTVCMはほとんどP&Gが占めているくらいなので、知らない人はほとんどいないのでは?
また、P&Gは62年間も「配当金を増配中の配当王」でもあるので、米国株投資家の間でもかなり有名な存在です。
今回はそんな右肩上がりで成長を続ける超優良企業ならではの「優秀な人材を育成するノウハウ」に迫ります!
これを新社会人のうちから身につけておけば「出世コース待ったなし!」ですよ!(笑)
目的をはっきりさせる
なにか行動をおこすとき、何も考えずに行動に移る人は意外と多いです。
そのような場合、多くが途中でこう思います。
「これってなんのためにやってるんだっけ?」
そう疑問を持つならまだよくて、なんの疑問すら持たずに作業として片付けてしまうこともしばしば。
これではせっかくの学びのチャンスを無駄にしてしまう可能性があります。
P&Gの社員は何か行動をおこすとき、必ず目的と目標値(ゴール)をセットで考え明確にしてから行動します。
そうすることで以下のような3つのメリットがあります。
■メリット
(1)自分の頭が整理される
(2)やるべきことの取捨選択ができて効率UP
(3)目的を達成するためのどうすればいいかを一生懸命考えるので、成果がでやすい
つまり、ムダのない行動と成果が結びつきやすくなるわけですね!
例えば私が今いる会社では元P&G出身の上司がいることもあり、何かのプロジェクトを始める時や、セミナーに参加する時など、何か仕事(行動)をする時は必ず目的とゴールを設定してからやるように口酸っぱく言われています(笑)
実際、これのおかげで先程お伝えしたメリットの通りにうまくことが運ぶから再現性が高いと思います。
お願いは徹底的に分かりやすくする
誰か他の人に行動を促す「目的」を伝える時は、徹底して分かりやすくします。
ここで言う分かりやすくとは以下の2点、
■分かりやすい伝え方
(1)相手が「自分が何をすればいいのか」、取るべき行動が分かること
→相手に何をしてほしいのか自分がハッキリと決めているかの確認
(2)相手と自分の理解がズレないような言葉を選ぶ
→誰が聞いても価値観や理解がブレないくらい具体的、かつ誰でも分かるような言葉
例えば、あなたが会社の先輩あるいは上司だとして新入社員に、
(1)「ちょっとよろしいですか?」
(2)「お忙しいところ恐縮ですが、3分いただいて◯◯について教えていただいてもよろしいでしょうか?」
上記のような質問をされた場合、たぶん誰でも(2)のような質問をされた方がすぐに相手が望む回答ができると思います。
(1)の質問では、
自分が答えられることなのかどうか、忙しい時間を割いて自分が対応すべきことなのかどうか、他に適任者がいるかもしれない、と考えてもおかしくないです。
望む結果を得るためには、誰が聞いてもブレない、相手が何をすればいいのか分かる分かりやすさの徹底が大事です。
目標値を設定し達成すべき絶対ラインをゴールに
最初の方でもお伝えしましたが、P&Gでは目的と一緒に必ず目標値(数字)を設定します。
例えば、目的が「リピーターを増やす」で、ゴールが「リピート率40%以上」などです。
売り上げや利益がないことには、企業活動が続けられませんからね。
数字には「目的の価値を同じにする」という役割があります。
数字は絶対価値であり、目指すべきゴールの指標が誰にとっても同じで、ブレることなく意識されます。
例えば、「大きく成長」だと「大きく」の価値は人それぞれ解釈が異なりますが、「1000万円」なら誰にとっても1000万円ですね!
目標値(ゴール)があることで、チームのエネルギーのベクトルをより強く統一できるわけです。
また、ゴールは「できたらいいな」の希望ラインではなく達成すべき絶対ラインです。逆にいえば、「達成できる現実的な数字」を設定する必要があるわけです。
ちなみに、P&Gではゴールとしての目標値に加え、さらに背伸びした数字をストレッチゴールとして設定しているそうです。
運動などのトレーニングでも同じですね。
例えばベンチプレスを毎回50kg×10回で続けるより、次は55kg×10回→11回と徐々に負荷をかけた方が筋肉の破壊と再生が起こり、今以上に成長できます。
必ず達成するのはゴール、でも目指すのはストレッチゴール、といった考え方ですね!
【5月配当金】保有する米国株から配当金受領。人生100年時代、貯蓄が正義の時代はとうに終わっている。
こんにちは、セシルです。
今月予定されていた各企業からの配当金の入金が確認できました!
具体的には、アッヴィ(ABBV)、アルトリア(MO)、P&G(PG)からの配当金です♪
配当金は言ってみれば「不労収入」にあたるので、将来年金制度が成り立たなくなると分かっているいまの日本の社会保証制度を考えると…
まだ投資(資産運用)を始めていない20代〜40代の現役世代はいい加減に危機感を持ちましょう。
つい先日も以下のような記事が出回ったことで、SNSやネットが炎上していました。
「人生100年の蓄え」国の指針案が炎上
「人生100年、蓄えは万全?」――金融庁が審議会でまとめた、国民の老後の資産に関する指針案について、朝日新聞が23日の朝刊1面で報道した内容が、ネットで話題を集めている。指針案は、年金だけでは老後の生活費が足りなくなってしまうリスクがあることを政府が認め、国民が自ら資産形成することを促す内容だが、「自助に期待するなら年金の徴収をやめて」などと、政府への批判が集まっている。
報道の基となった報告書案は、「高齢社会における資産形成・管理」というタイトルで、金融庁のWebサイトでPDFで公開されている。
報告書案では、「人口減少や高齢化の進展で、公的年金が実質的に低下していく一方で、税・保険料の負担も年々増加している」などと指摘し、年金だけで生活費をまかなえなくなるリスクに言及。夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみ・無職の世帯では、月平均で約5万円不足しており、さらに20~30年生きるとすれば、累計で1300万~2000万円不足するとの推計を紹介する。
その上で、若いうちから資産形成に取り組むことや、「iDeCo」「つみたてNISA」といった仕組みの活用、できるだけ長く働くこと、退職後は資産を計画的に取り崩すことなどを提案しているほか、金融機関に対しても、分かりやすい情報提供や手数料の明確化などを求めている。
朝日新聞はこの内容をまとめた記事を23日朝刊の1面に掲載。朝日新聞DIGITALも、「人生100年時代の蓄えは? 年代別心構え、国が指針案」という見出しで報じ、「政府が年金など公助の限界を認め、国民の「自助」を呼びかける内容になっている」などと紹介した。
貯蓄が正義の時代はとうに終わった
上記の記事内容を見てこれまで投資には一切興味関心を持たれなかった方々はさぞかし不安になったのではないでしょうか?
「こんなのあんまりだ…」
「なんでもっと早く言ってくれなかったんだ!」
不安、憤り、怒り…
人それぞれ感じる所があるかもしれませんね。
確かに安倍政権になる前は「つみたてNISA」や「iDeCo」など、誰もが節税しつつ資産を確実に構築できる金融商品はなかったです。
「投資=ギャンブル」
「株は危なくて損する」
などなど、多くの日本人は親世代やメディアなどからの影響で投資ではなく元本保証されている銀行への貯金に務めていました。
でも実際はどうなんでしょうね。
今の銀行金利は昔と違って0.001%なので、全く増えることがなく、預けていても何の意味もない、いわば「死に金」です。
対する投資はというと、例えば最も手堅い「株式投資」。
特に数十年単位で運用する「長期投資」ならば物によりますが3〜7%前後の利回りは見込めると思います。
間違っても速攻でお金持ちになりたいなんて思わないことですね。
そんな方法があったら、大抵詐欺かハイリスクかの2択ですから(笑)
億トレーダーに憧れる狂信者たち
たまにメディアで何千何億も稼いだデイトレーダーなどがピックアップされますが、ああいう方々はたまたま強運に恵まれたごく少数派の天才なので対象外です。
彼らのやり方を真似ても再現性がないので参考になりません。
でも人間って不思議なもので、
「自分より年収が高い人」
「何億も株で稼いだ凄腕トレーダー」
「影響力の高いお金持ちの人」
「芸能人」
以上のような方々の意見や発言に対して、なんの疑いもなく、まるで宗教団体かのように信じたりします。
大手化粧品会社のCMで、いま旬な女優さんが起用されるのもこれと似ていますね。
「これを使えばこの女優さんみたいに綺麗になれるかも!」
「億トレのこの人が言うなら間違いない!」
「有名なあの人が言うんだからきっとそうなんだ!」
いわばこうあってほしいという「願望」ですね。
こういった一種の思い込みやイメージが洗脳の役割を果たすわけですね(笑)
そしていざそのような影響力あるひとの意見が批判されると、まるで自分が批判されたかのような気持ちになり、みんなで叩いて炎上する…
このような心理的側面があるとわたしは考えています。
あなたは翻弄されていませんか?
この記事があなたの投資の参考になれば幸いです。
関連記事です。
証券口座の開設方法など、簡単に書いたものです。
www.cecil3log.xyz
実は江戸時代までは日本でも投資が盛んに行われていました。
ではなぜ日本人は投資をしなくなってしまったのか?
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最近巷でよく聞く「iDeCo」について記事にしています。
よければ参考にしてみてください。
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米国株の【TEAM】を売却して【ZS】に乗り換えた理由
こんにちは、セシルです。
先日10日午前0時1分(日本時間10日午後1時1分)、ついに米トランプ政権は、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)相当に課している追加関税を10%から25%へ引き上げましたね…
リスク後退でダウは反発したが…
ただ、10日のNYダウ株式市場は前日比+114.01ドル(+0.4%)高の2万5942.37ドルと上昇して取引を終えました。
上昇した主な要因は、米中貿易協議が合意に至らず、物別れに終わったものの、トランプ大統領が「建設的な対話だった」だったとし、「協議は継続する」と語ったことが好感されたためです。
とはいえ、トランプ大統領の発言ひとつで株価が乱高下するいまのような相場環境では、キャッシュポジションを多めにしておくなど、リスクオフの姿勢でいる方が安全ですね。
アトラシアンからゼットスケーラーに乗り換え
さて、多くの銘柄が続落しているなかで決算発表前から保有していたアトラシアン【TEAM】が3日ほどで+17%近くも上昇したので一旦利確しました。(私が取れたのは10%くらいです。)
上昇した要因としては、米ゴールドマン・サックス【GS】が目標株価を115ドル→125ドルへ引き上げたからのようですね。
これを受けて、株価はあっという間に目標値を達成したので一度売却することにしました。
この浮いたお金で配当貴族のペプシコ【PEP】か、以前から注目していたクラウド・セキュリティ関連のグロース株であるゼットスケーラー【ZS】のどちらかを買おうと迷った結果、ゼットスケーラーを買うことにしました。
理由は2つ、
①ペプシコはずっと押し目なく右肩上がりで上昇しているため、下落してから買いたい。
②手札に1社はグロース株を入れておきたい。
以上の理由からです。
ついでに言うと、ゼットスケーラーのチャートがボックスから上抜けそうだったためです。
事実、翌朝目覚めてチャートを見ると上の画像の通りブレイクアウトして大きく上昇してました。
ここからさらなる上昇トレンドが続くと嬉しいですね♪
ゼットスケーラー【ZS】会社情報まとめ
以下、ゼットスケーラーについての情報です。
【創業】2007年
【上場】2018年3月
【決算】7月
【本社】米カリフォルニア州
【上場市場】NASDAQGS
【従業員数】1,050名(18.7)
【企業概況】
モバイル・クラウド向けセキュリティ大手。利用料金が収益柱。データセンターを経由して安全な接続を提供。企業のクラウド導入が追い風で18年5月に日本に再参入しています。同年8月な、にはAI(人工知能)・機械学習の技術に強いトラストパスを買収。
【財務】(百万USD)〈18.7〉
・総資産:447(182)
・自己資本比率:53.74%(▲83.05%)
・1株株主資本(BPS):2.01(▲4.67)
・フリーCF:25(17)
※カッコ内は前年対比
【業績】(百万USD)
19.7予想
・売上:289(190)
・営業利益:10(▲26)
・税引前利益:16(▲38)
・純利益:14(▲39)
・1株益(EPS):−(▲0.63)
※カッコ内は前年対比
※参考データ:米国会社四季報2019年春夏号
(2019年4月17日発行)
投資判断は自己責任でお願いします。
当記事があなたの参考になれば幸いです♪
【XOM】永遠の不人気石油株のエクソン・モービルを13.5万円分買い増しましたよ
こんにちは、セシルです。
毎月恒例行事になっていますが、米石油株最大手のエクソン・モービル株を一株76.15ドルで16株、約1240ドル(約13.5万円)分買い増しました♪
本来なら毎月10日に購入するのですが、最近石油株がかなり割安な水準まで暴落してくれたのと、昨日辺りが底に見えたので買いを入れてしまいました。
トランプさんのツイートで株価暴落
トランプ米大統領は5日(日)、米中貿易摩擦に関して、中国からの輸入品2千億ドル(約22兆2千億円)分に対する追加関税率を10日に10%から25%に引き上げる方針をツイッターで表明しました。
貿易協議の進展が「遅すぎる」と不満を訴え、全輸入品への制裁を念頭に、これとは別に「3250億ドル分の輸入品にも速やかに25%の関税を課す」と強調しています。
また、翌日6日にもライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)相当に対する追加関税を10日に10%から25%へ引き上げる方針を明らかにしました。
ロイター通信などが報じたもので、中国の劉鶴副首相が率いる交渉団は米国との貿易協議のため、9日からワシントンを訪れる見通しです。
米国は追加関税で強硬姿勢を示し、一段の譲歩を迫ることが予想されます。
今回のトランプさんのツイートをきっかけとして昨日今日と立て続けに日米株が暴落していますね。
実際、ツイートのあった5日の夜からツイッターのタイムラインはかなり悲壮感に包まれていました。
10日以降は株価がまた乱高下しそうで怖いですね…
長期投資は株価が不調な時こそ本領を発揮する!
突然ですが皆さんはどんな投資スタイルですか?
昨年までの私はといえば短期売買を中心としていました。
いわゆるポジポジ病というやつで常に何かしらの銘柄をトレードしたり保有していないと落ち着かない病気にかかっていたわけです(笑)
とはいえ、短期売買は運の要素が強く、いくらチャートや需給が読めるくらい勉強したり凄腕トレーダーのやり方を教えてもらったとしても、全員が勝ち続けることは100%ありえません。
結局のところ、トレードは人による要素が大きく、再現性が薄いというわけです…
これとは対照的なのが長期投資ですね。
ここでいう長期投資は基本的に売却することは考えていません。
何年何10年と保有・買い増しをしていくことを想定しています。
長期投資をしていく銘柄について、前提条件として「配当金を毎年分配しているかどうか」です。これがないと長期投資をする意味がなくなってしまいます。
この配当金がもらえるメリットは大きく、保有株数が増えていくほど雪だるま式にもらえるお金が増えていきます。→これを複利といいます。
かの有名な物理学者のアインシュタインも、
「人類最大の発明は複利だ!」
という言葉を残していますしね。
なので、今回のように株価が暴落してるタイミングはむしろ安く買える好機(チャンス)であり、下落すればするほど多くの株を買えるわけです。
※もちろん20%、30%と下がってしまうとさすがに困りますけどね(笑)
今後の予定について
実は最近、いくつか保有株を入れ替えました。
具体的には、
マイクロソフト【MSFT 】、コカ・コーラ【KO】、インフォシス【INFY】売却
→アトラシアン【TEAM】新規購入。
アッヴィ【ABBV】、アルトリア・グループ【MO】買い増し。
理由としてはマイクロソフトは配当利回りがやはり低いこと、コカ・コーラは成長性も配当増配率も悪いためです。
インフォシスはキャピタルゲインを狙うにはタイミングが遅く感じたためです。
とはいえ、食品などの生活必需品セクターは保有しておきたいので、今後も成長が見込めて配当も安定して増配しているペプシコ【PEP】を新規で買いたいと考えています。
この記事が、あなたの参考になれば幸いです。
【決算】コカ・コーラ、P&Gが19年1-3月期決算を発表! 気になる内容は?
久々の投稿になりますね。
今回は私も保有する、米清涼飲料大手コカ・コーラ及び一般消費財最大手のプロクター&ギャンブルが昨晩23日に1-3月期決算を発表しました。
早速詳細を見ていきましょう。
コカ・コーラの1Q決算内容
内容としては良かったです。
売上高は前年同期比5%↑の80億2000万ドル(約8900億円)、純利益は同23%↑の16億7800万ドルでした。
スポーツドリンク、ダイエット飲料など消費者の健康志向に沿った製品群が好調だったのが寄与し、売上高は市場予測の78億ドルを上回りました。
地区別の売上高では、欧州・中東・アフリカ地区が前年同期比5%↑となり、南米の10%↓を補う形となりました。
中核の北米は1%↑。
ボトル飲料水とスポーツドリンクの売上高は小容量商品が寄与し、6%↑だった一方、紅茶・コーヒー製品は横ばいにとどまりました。
販売動向のものさしとされるケース販売量はアジアとヨーロッパ地区が好調で、全体で2%↑を記録した。
北米地区は1%↓でしたが、同社は値上げと復活祭の祝日が4月だったため、1-3月の販売に反映されなかったためとしています。
同社株はこの発表を受けて前日比+1.67%↑の48.18ドルを回復しました。
前回決算で暴落し、多くの投資家が投げ売りしていましたが、結局同じ水準近くまで戻してきていますね♪
P&Gの3Q決算内容
内容としてはこちらも良かったです。
1-3月期決算は、純利益が前年同期比9%↑の27億4500万ドル(約3千億円)でした。
売上高が1%↑の164億6200万ドルと市場予想を上回っています。
美容品や家庭・ヘルスケア用品が好調なおかげで、ジレットなどのヒゲそり部門の不振を補いました。
同社は個人消費が底堅く推移していることから、19年通年期の売上高予想を従来の前年比2~4%↑から4%↑に引き上げると発表しました。
予想を上回る好調な四半期決算が発表されたものの、株価は前日比-2.68%安と下落に転じていますね。
これは、これまで大きく上昇してきたことに対する利食い売りや、6月期通期の一株利益予想が市場予想に届かなかったためだと考えられます。
下落したら売り?
わたしの投資方針としては、米国の配当金を出していてかつ毎年連続増配している優良企業に毎月10日1200ドル投資し、そのもらった配当金を再投資する戦略をとっています。
なので下落しようが上昇しようがわたしにはあまり大した問題ではなく、下落するならむしろ安く買える絶好の買い場と解釈します。
よって株価に翻弄されることなくこのまま保有を継続します。
【PG】高配当優良株のプロクター&ギャンブルを約15万円分買い増しました!
洗剤の「アリエール」や「ジョイ」などでお馴染みの一般消費財メーカー、プロクター&ギャンブル株を一株104.95ドルで13株、約1400ドル(約15万円)分買い増しました。
P&G株を買うのは先月に続いて2ヶ月連続ですね。
取得単価からは4ドルくらい上昇してしまいましたが、これはP&Gが青天井の上昇トレンドに入っている結果なので気にするほどのことでもないです。
自分の決めたルールに従い愚直に買い増すのみ
今回追加購入した理由は単純にマイルールに則り、「時価評価額最低銘柄を毎月10日に約1200ドル追加投資する」という方針だからです。
私の場合、昨年末あたりから米国株長期(永久)投資を始めたばかりですが、12月の暴落で保有株の多くが10%近く下落したものの、年初からの上昇トレンドの影響もあって今はそこそこの恩恵を受けています(笑)
日本人は貯金好きでギャンブル好き?
日本人は貯金が好きだけどギャンブルも大好きだと思います。
「資産運用のことは考えもせず、なんの恩恵もない銀行にせっせとお金を貯金する人…」
「休日になると、貴重な自分の時間をパチスロで消費してしまう人…」
「当たるはずもない宝くじを買う人…」
強制ではありませんが、この中でひとつでも当てはまる人はすぐに行動を改めた方がいいかもしれません。
ただ、人間は弱い生き物ですから、欲などに負けてこれらの行動をとってしまうのも無理はないような気もしますが…
とはいえ、それを言い訳にして資産運用をしないというのは非常にもったいない選択です。
長期投資はサラリーマンと相性ピッタリ!
株のデイトレードなど、再現性のない取引は非常に難しく、ものすごい勉強や実践経験が必要です。
ですが、長期投資は別物です。
多くの著名投資家が推奨する「インデックス指数に連動する投資信託」や「配当金を毎年1回増配している優良な米国の連続増配株」。
未来のことは誰にもわかりませんが、過去歴史を振り返ると株式市場(特に米国)は上昇と暴落を繰り返しながらも着実に株価を上げてきています。
上記のような金融商品に投資して資産運用を行えば高い再現性がありながら、年平均利回り6〜7%で運用していくことができるというわけです。
国内メガバンクの普通預金の金利が年0.001%しかつかないことを考えると、例えば100万円を1年間預けても10円しかもらえません。
対する米国株式の配当金による資産運用をした場合、平均するとおよそ6,000倍〜7,000倍の6万円以上は毎年もらえることになります。
よって、デイトレーダーのように毎日株価を見て一喜一憂する必要もなく、月1、2回程度のメンテナンスをしていれば、あとは勝手にお金がお金を生んでくれます。
こうやって数字で見ていくと、超低金利時代において、いかに銀行に大切なお金を預けておくのがアホらしいかがわかりますね。
この記事が投資の参考になれば嬉しいです。
【祝!100記事】100記事を達成するまでにかかった期間などを考察
いやぁ、春ですね。
あっという間に桜のキレイな季節となりました♪
ただ最近は自身の転勤や娘の保育園入学が重なったことで非常に忙しい毎日を送っており、記事の更新が極端に減っていて申し訳ありません。
さて、そんな当ブログも昨年の11月に開設してからもうじき5ヶ月目を経過するのですが、ようやく節目となる100記事を達成です♪
これもいつもイイねしてくださる皆さんの応援があってこそです。
ありがとうございます!
何を書こうか悩んだ結果、
「これからブログを開設して100記事更新を目指そう!」
という方向けに、私がなぜここまで続けてこられたかについてその理由などの自己分析も兼ねて書いていこうと思います。
「別に興味ないよ」
という方はそのままページを閉じていただければと思います。
ブログ記事100記事を達成出来た理由
まずはザッと箇条書きにして整理してみます。
1.自分の好きなカテゴリーのみ書いた
2.なにか行動する時、「これ記事にできないかな?」というマインドに変わっていた
3.更新ルールを決めることで、更新しないと気持ち悪いと思うようにしていった
4.開設と同時にPROブログにして独自ドメイン取得をしたので運営費用程度は稼ぐつもりで頑張った(笑)
5.記事の80%はスマホで通勤時間やお昼休憩で終わらせて、残りの20%は帰宅後、妻と子供が寝てからおこなった
6.記事は完璧を求めず、7、8割書き終わったら投稿するようにした
こんなところですね。
多くは有名ブロガーさんのアドバイスを参考にしています(笑)
結果はどうだったのか
3と4以外は達成出来ていました。
よく先輩ブロガーたちは「半年過ぎたあたりからアクセスが急激に増える」と言いますが、あと1ヶ月更新を続けていればそのうち増えてくるということでしょうか?(笑)
とはいえ、ほんの2、3ヶ月で成果を出している方がいることを考えるとこればっかりは個人差がありそうです。
また、3に関して私は2日に1回の更新を目標としていましたが、後半になるにつれてネタ切れというか良質な記事を書くためのまとまったインプットの時間が取れず、だんだん3日に1回とか4日に1回のペースになってしまったのは改善点です。
【経済市況】逆イールド発生で景気後退は免れないのか?
こんにちは、セシルです。
米国の国債市場で3カ月物の利回りが、10年債の利回りを上回る長短金利の逆転が起きています。
これが先行きの景気後退を懸念させる要因となっているわけですが、過去の例では、長短金利の逆転現象(逆イールド)が起きるとその後は必ず景気後退が訪れていました。
とはいえ、実際に逆イールドになったから景気が後退したというわけではないです。
今回は私含め、市場参加者の景気後退不安を解消できればなと考えています。
逆イールドが起こる本当の原因とは
長短金利の逆転によって銀行の収益が低下し、景気の下押し圧力になる面は確かに否めない点です。
しかし、逆イールドそのものは景気後退の直接的な原因ではなくて、「逆イールドは景気拡大期終盤に観察される現象」に過ぎないようです。
背景としては、
1.好況が長く続けば、景気過熱による弊害を防ぐために中央銀行が金融を引き締める。
2.それに伴って短期金利は自動的に上昇するが、引き締めによる景気のスローダウンを反映して長期金利は上がらない。
これが逆イールド発生のメカ二ズム…
逆イールドは、単に中央銀行が金融を引き締めた結果の表れであり、問題はその金融引き締めの度合が景気のスローダウン程度で済むのか、あるいはオーバーキルとなって景気後退を招いてしまうのかという点です。
直近、過去2回の逆イールドいつ起こった?
結論から言えば、1998年9月と2000年4月です。
1998年、LTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)破綻の危機が起きたのをきっかけとして、当時のFRB議長だったアラン・グリーンスパンが9月から3回連続でFF金利を引き下げるという荒業で対処しました。
この時の逆イールドは、このような異常事態の中で起きたものなのでイレギュラーかもしれません。
実際、すぐに逆イールドは解消されて、スプレッドは再び拡大しました。
この時のFRB議長の迅速な対応は、LTCM破綻が金融危機に発展するのを回避したという点で称賛されるべきものですが、その後のバブル拡大を助長することになりました…
議長自ら「根拠なき熱狂」と評していた株式市場はテックバブルの様相を呈し始め、そのためFRBは慌てて再び利上げを開始。
スプレッドは縮小し、ついに2000年4月、逆イールドとなりました。