セシルのゼロから始める米国株投資

化粧品メーカー勤務の31歳社畜サラリーマンが、化粧品のこと、資産形成(米国株式投資🇺🇸)など、日常に少しの付加価値を与える情報を発信するコンテンツです。

【旧村上ファンド】村上世彰氏、「投資部」発足で再び表舞台へ


こんにちは、セシルです。



2006年にインサイダー取引で逮捕され、有罪判決を受けた後、シンガポールに活動拠点を移していたかの有名な村上氏。

長らく表舞台から遠ざかっていましたが、昨今は日本国内での活動を再開しているのはご存知の方もいるかと思います。

今回はそんな村上氏がわたしの大好きな漫画の「インベスターZ」さながらの活動を始めたということでみなさんにもご紹介します。

この話をニュースで知った時、なぜだかわたしは心の中でドキドキとわくわく感を感じました(笑)

もしかしたら、「お金に情弱な日本人の考え方がこれを機に変わってくれるかもしれない」との期待感からかもしれません…(笑)

投資部が発足した「N高」とは

角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校「N高等学校」(N高)のことを言います。

5月22日、部員が株式投資を体験できる「N高投資部」を設立すると発表しています。

投資部を設した狙いとは

金融教育の一環で、企業動向の読み解き方や資金運用術を伝授する狙いがあるようです。

特別顧問に旧「村上ファンド」代表の村上世彰氏が就任したことで注目されました。

ここで驚いたのが、村上氏が創設した「村上財団」から全部員に20万円を提供するところです。

さらに部員は村上氏のアドバイスを受けつつ、東京証券取引所の上場銘柄を売買しながら投資を学んでいくことができるので、非常に恵まれた環境で投資経験を積むことができるのです!

可能ならわたしも参加したかったなーと思いました(笑)

元本割れしても補填する必要がない!?


見出しだけ見るとなんだかうさん臭い感じもしますが、実は嘘というわけではなく「活動終了時に損失が生じていた場合でも部員が補填する必要はない」と言っています。

残っている元本を財団に寄付するだけで良いそうです。

また、利益が出た場合は「元本のみ財団に寄付し、利益は部員の取り分となります」!

利益を得た部員は村上氏と相談した上で、さらなる投資や海外周遊など、教育的意義がある活動に資金を使っていくというのです・・・


デメリットがまったくないのでちょっと怖い気もしますが、そこはあくまで「部活」という名目だからなのでしょう。

こんな部活があったらみんな入部したいでしょうが、やはり条件があります。

入部条件などの詳細

入部条件としては、「小論文試験などの審査に合格した50人」に絞るです。

6月中に入部者を確定させ、7月~2020年2月にかけて活動する予定のようです。

村上氏の担当は、

(1)資金提供
(2)オンライン・オフラインでの講義
(3)レポート添削

などを担当します。

また、N高側は村上氏の講義とは別に、投資に必要な数学的知識に関する授業も開講する。

22日の会見で村上氏は「単に株式投資をするだけではなく、儲かった時や損した時にどんな心境の変化があったか、どう自分が進化したかを感じてほしい。お金に親しみを持ってもらえるように(授業を)やっていく」と意気込みを語りました。

今現在投資をされている方はお分かりの通り、ここのいわゆる「投資家心理」というのは1位2位を争うくらい大事な部分だとわたしは思います。
そこをきちんと学ぶ機会としてくれるのは信頼できます。

活動の詳細

投資活動は個々で行うようですが、グループワークも実施。部員は5人1組のチームを作り、チャットツール「Slack」上で、

(1)情報交換
(2)失敗・成功体験の共有
(3)企業研究

などを行います。
チームで投資先の社長を訪問したり、株主として企業に改善策を提案したりする場合もあるとのこと。

ドワンゴ夏野剛社長は、「日本人はどうしても『貯蓄は美徳』という概念が根強いが、授業を通じて『投資は悪ではない』と知ってほしい。現状、学校教員にも投資経験がある人が少ないため、今回はプロを招いた。部員は単なるギャンブルにならないよう、数学の知識や考え方など、根本から投資を学んでほしい」と語りました。

また、N高3年生の男子生徒は取材に対し、「入部試験を通過できれば、元本を倍にできるよう頑張りたい。最低でも元本を割らないようにしたい。投資に興味はあったが資金集めが難しかったので、元本を提供してもらえるのはありがたい」とも語っています。

そりゃそうですよね(笑)

おわりに

いかがでしたか。
これを見た時、もしかしたらすべての日本人が米国人のように株式などの資産運用を当たり前のようにおこなう日がくるのかもしれない。
とわずかな期待感を抱きました。

そしてやるかどうかは別として、いつかわたしもこんな活動してみるのもおもしろいかもしれないと考えるきっかけにもなりました♪

人生100年時代において、投資は必須ですからね。

あなたの参考になれば幸いです。