【IPO】セカンダリー市場を攻略せよ
こんにちは、セシルです。
今回は日本の投資家ならみんな大好きな「IPO」について、その特徴などをまとめて記事にしました。
上手く乗れればこれ程値幅を取れるものはないので、是非この機会に覚えていただければと思います♪
値上がりしやすいIPOの条件
※まだIPOについて詳しく知らない人やなんとなく触ってる人なんかは必ず覚えてください。
①上場までの期間が創業から20年以内で、会社の沿革に問題がない
↪︎企業から10年以内なら確実に人気化!
②「公募株比率が高く、売出株比率が低い銘柄」(売出株比率とは、経営者などが上場前から元々保有している株のことです)
③上場市場がマザーズかJASDAQ
④上場まで増収増益を続けている
⑤公募売出数が50万株以内(マザーズ・JASDAQの場合)
⑥新規性の高い事業内容
⑦市場からの資金吸収額が少ない(マザーズなら30億以下、JASDAQなら20億以下)
⑧時価総額が小さい(マザーズなら200億以下、JASDAQなら100億以下)
⑨SO(ストックオプション)リスクが小さい
⑩VC(ベンチャーキャピタル)リスクが小さい
循環物色の波を意識する
・IPOは上場後1週間程度で一旦出来高が減少します
・IPOを触る短期筋の投機家は資金を次へ次へと移しながらトレードするため、なかなか一方通行になりません
・直近1ヶ月〜2ヶ月程度にIPOした銘柄を対象にそうした動きが順番に繰り返されます
IPOのポジティブIRを狙う
基本的にIPOしたばかりの銘柄は特に指標となる数字などが少ないため、IRに素直に反応します。特に以下のIRが出ると暴騰する可能性が高いです。
・株主優待の新設
・株式分割
・立会外分売
・月次の進捗
・他社との業務提携
・業績の上方修正
補足で説明すると、株主優待は「優待として使いやすい商品」を販売している会社。
特に、食品や雑貨などを提供・製造している会社です。
よって、飲食系はIPOしてから半年以内に「優待新設IRを出す確率が高い」と言えます。
また、立会外分売については「株主数を増やす」意図があります。
IPOから1年経過した銘柄は条件を満たしてさえいれば「東証1部に鞍替え」の可能性があるのです。
つまりポジティブに捉えられて暴騰するわけです。
米国株のIPOについて
日本と違い、米国株の初値は公開価格からそんなに乖離することはありません。
ディーラーは別として、米国の投資家たちは1年〜2年間くらいの業績の進捗を精査して、「この会社は業績予想などきちんと約束を守る会社だな」と確認できた段階で買い向かうためです。
よって、米国株IPOのキャピタルゲインを狙うのであれば、IPOから1、2年経過した業績進捗が良い銘柄を選ぶ方が賢明です。
終わりに
第3Qまでの業績が出ているIPOにのみ使える方法を紹介して終わります。
【条件】
・第3Q進捗率が80〜90%以上のIPO
※時価総額が低ければなお良し
上記の条件を満たしている場合、第4Qの決算発表は高確率で上方修正します。
加えて決算発表と一緒に他のIRも出すと何回かストップ高ということも多いです。
最近だと11月9日に決算発表をした「バンクオブイノベーション」がそれに該当しますね。
気になる方はチェックしてみてください♪
↓↓当記事の参考図書です。「もっと詳しく知りたい!」という方はどうぞ。
12月は毎年恒例のIPOラッシュです!
今回紹介した内容を是非活用していただき、楽しく新年を迎えられることを祈っています♪
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