【考え方】仕事も投資も目的は「リターンを得ること」
こんにちは、セシルです。
皆さん、毎日仕事に投資にお疲れ様です!
始めに、この記事は以下のような方へ向けたものとなっています。
1.「仕事と投資の二刀流、兼業投資家」
2.「何かをやる時、目的を履き違える人」
3.「投資初心者の人」
では、見ていきましょう。
できる人のマインドセット
仕事などで何か新しいこと、
例えば「新規のプロジェクトを立ち上げよう!」となった時、最初にすることが目的や目標数値などの設定かと思います。
ただ、中にはそういう1番大事なことをすっ飛ばして「とりあえずやってみよう!」と見切り発車することがよく起こります。
確かに、まずはやってみて、考えながら進めていくというのはよく聞きますし、そのチャレンジスピリットはとても素晴らしいことです。
とはいえ、ひとつだけ注意したいのは
「目的を見失ってただ目の前の仕事をやっつけることが目的となってしまっている状態」です。
できる人は、あらゆる行動に「コスト」が発生することを理解し、より多くのリターンが得られることにリソースを割きます。
これは「投資」でも同じことがいえますね。
リターンがないならやる必要はない
仕事でも投資でも、何かをやる時そこには当然ながら「コスト」がかかります。人件費、広告費、設備投資費など、やることすべてにコストがかかるわけです。
例えば企業がCMなどに広告費を使うのはなぜか?
これは簡単ですね。
CMを見た人にその企業の商品を「認知」させ、行動を誘発するためですね。
企業名を知ってもらう目的もあると思います。
また、これは私だけではないと思うのですが、なぜか「CMを流している会社は信用できる」というフィルターがかかると思います。
しかし、全くそんなことはないということは皆さんもよくわかっているのでは?
昨年の仮想通貨バブルで一時期CMを流していた「Coincheck」が良い例ですね。
仮想通貨「NEM」の流出で一気に顧客からの信用は失墜し、マネックス証券に買収されたことでなんとか落ち着きました。
とはいえ、これが仮想通貨バブル崩壊のトリガーとなったことは間違いないでしょう。
投資のつもりで仮想通貨に手を出し、全財産をぶち込んだ人の末路は悲惨なもので、税金を払えず破産する人が多かったと聞きます…
人生一発逆転を狙って自分のリスク許容度を超えたレバレッジをかけるような株の信用取引、FX、仮想通貨をやるなとは言いませんがやめたほうがいいでしょうね。
主体的に考えて行動を起こすことが成功への近道
日本株やFX、仮想通貨など、ギャンブル的な要素の強いことに情熱を注ぐ投資家の中には、株や仮想通貨などで億越えの資産を築くことに成功した有名な方のTwitterをフォローし、その人が呟いたものに飛びつく初心者(被害者)があとを絶ちません。
また、再現性がないのに運で成り上がった投資家の出した本を読んでわかったつもりになるのも同様です。
失敗したことを反省し、PDCAを回して次の投資に生かしていくタイプの人なら全然いいんです。
しかし、投資において失敗したことを誰かのせいにするのは危険です。
残念なことに、失敗したら
「○○のせいだ!」
と自分の間違いを認めようとしない人。
このような人は投資に向かない典型的なタイプだと思います。
だって、誰かの意見を盲信して「自分で考えることを放棄している」わけですから…
いつの世も、投資は自己責任です。
そもそも投資とは本来、長い時間をかけて育てていくものです。
以下は2010年頃から現在にかけてのS&P500指数に連動している、米国株投資家に人気のETFの【VOO】です。
右肩上がりで綺麗に成長しているのが見てとれますね。
いまの世の中色々な情報が溢れすぎて、何が正しい成功法なのかわからないかもしれません。
ですが、多くの著名投資家が言っているように、世界経済の中心地である米国のS&P500指数に連動するETFやインデックス投信を毎月愚直に積み立ていくことが、シンプルであり単純明解な投資の答えだと思います。
この記事があなたの参考になれば幸いです。