セシルのゼロから始める米国株投資

化粧品メーカー勤務の31歳社畜サラリーマンが、化粧品のこと、資産形成(米国株式投資🇺🇸)など、日常に少しの付加価値を与える情報を発信するコンテンツです。

【投資家必見①】アノマリーを知ることで株価の傾向を掴むべし【保存版】

こんにちは、セシルです。


皆さんアノマリー(Anomaly)って言葉、聞いたことありませんか?

株式相場で日々戦っている人たちの間では共通認識ではあるのですが、

ある「法則」や「理論」から見て説明できない事象のことをいいますね。

これは、マーケットにおいてはっきりとした理論的な根拠を持たないけど、実際に"よく当たるかもしれない"とされる経験則のことをいいます。


当記事ではそのアノマリーについて数記事に分けて説明していきます。

知っている方はもちろんスルーしてくれて構いません。

もし、あなたが「まだアノマリーについて知らない、理解していない」というなら是非この機会に覚えてみてください♪

大統領選挙の前年は株価が上がりやすい

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昔から大統領選挙の前年は現職の大統領が支持率を意識した政策が起こるため、株価が上昇し傾向にあります。
2016年の大統領選挙を控えた2015年においても株価が上昇した動きが見られました。
※逆に大統領が任期満了で交代する年は株価が下落するアノマリーあり!

ジブリアニメの放送日は相場が荒れる!?

これについてはジブリアニメが直接関与しているわけではなく、「毎月第1金曜日の日本時間で22時30分に、米国の非農業部門雇用統計が発表されるのが主な要因
この指標は米国の景気動向で重要視され、結果次第でNY市場が大きく変動します。
※月曜の日本株にも大きな影響を与えます。

鯉のぼりが見える前に売るべし!

機関投資家の買いが4月に一巡することを指します。国内証券会社や銀行は3月が決算締め月の場合が多く、ノルマ達成のために3月に資金が集まる傾向にあります。
その集まった資金で新規のポジション持つため、4月に機関投資家の買いが優位な相場になると言われます。
その後、機関の買いが5月に一巡して売りに回るために相場全体が下げやすい傾向にあります。

12月は月初の下げで買い、月末の上げを待つ

一般的に利益確定(利確)やポジション調整が最もおこなわれるのが12月なので、「12月は株安」と言われます。
ですが、厳密に言えば月初は下がりやすいけど月末〜1月にかけては大きく買われる傾向にあります(昨年のような例外もありますが…)

1月は、12月に売り要素がなくなるので買い戻しにより上昇しやすいです。

加えて、政治経済などのイベントも落ち着き悪材料が出にくいためだと予想されています。

このことから、11月末までに保有銘柄は一旦手仕舞うかポジションサイズを落とすのが望ましいです。
なので、「12月月初の下落したタイミングは買いチャンス!」と言えます。

1月月初は値上がり2月にかけて下落

12月末〜1月月初までは懸念材料が少ないので株価は上昇傾向ですが、1月は中盤になると上昇の反動で一旦下げる傾向にあります。
(※昨年は2月6日前後で最初の暴落がありましたね…)

「節分天井」「彼岸底」は間違い

2月〜3月の値動きに関するアノマリーです。
節分(2/4)に高値、彼岸(春分の日を中心とする3日間)になるにつれ安値になる動きを表しています。
しかしこれは「バブル経済」の時に使われた言葉であり、現在は海外市況の方が相場に与える影響は強くなかなかこの状況にはなりません。