セシルのゼロから始める米国株投資

化粧品メーカー勤務の31歳社畜サラリーマンが、化粧品のこと、資産形成(米国株式投資🇺🇸)など、日常に少しの付加価値を与える情報を発信するコンテンツです。

【TEAM】アプリ開発チーム向けソフトウェアを提供する「アトラシアン」の銘柄分析


こんにちは、セシルです。

前回に引き続き、私が注目している米国株個別銘柄(グロース株)のAtlassian (アトラシアン)という会社について調べてみました!


1.「米国株投資に興味があるけどどんな会社があるのかわからない」
2.「銘柄選択の参考にしたい」

という人に見ていただきたいなと思います!

Atlassian(アトラシアン)の事業内容

Atlassianは、チームコラボレーション製品を提供しています。

具体的には、エンジニア向けのSaaS(Software as a Serviceの略)プロダクトを提供している会社です。
(※ SaaSとは:必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェア(主にアプリケーションソフトウェア)もしくはその提供形態のこと。)

【Atlassianの主要商品】
1.バグトラッキング用の「JIRA」
2.プロジェクト管理用「Confluence」
3.チャットなどの通信用「HipChat」
4.ソースコード管理用「Bitbucket」

およびJIRAサービスデスク。

などを提供しています。

課題管理、プロジェクト管理ツールで、ウォーターフォール型からアジャイル型へ開発環境が移行する流れで、ソフトウェア開発における「JIRA」の浸透度は高いです。

また、JIRAはプロジェクト管理だけではなく、オープンに他のOSSクラウドサービスとも連携でき、計画、追跡、リリース、レポートなどソフトウェアの開発プロジェクトをワンストップでトラッキングできる効率面での人気が高いようです。

とはいえ、普段からこういったIT系の仕事をしていない人からしたら難しいですよね(笑)

私自身、よくわからないです。

Atlassianの基本情報

ティッカー:TEAM
本社:オーストラリア シドニー
設立:2002年
上場:2015年
配当利回り:配当は現在なし
PER:---
PBR:27.68
EPS:-0.52
BPS:3.79

お気付きの通り、本社はオーストラリアなんですよね。

Atlassianの業績進捗

第2四半期の売上は3.0億ドル(+40.6%)、営業損失はマイナス317万ドルとなっています。

順調に右肩上がりで売り上げを伸ばしています。




いまだ営業損失を出し続いていますが、売上に対する営業損失の割合で見ると18年第1Qを境に改善傾向にありますね。

徐々に黒字化に向かっていることが分かります。

Atlassianの成長性

Atlassianのサービスを利用している企業にはテスラやスペースX、スポティファイ、Airbnb、VISA、ブラックロックシティーグループBMWNASAなど、世界で10万社以上がAtlassianのツールを利用しており、顧客定着率は驚異の98%です!

Atlassianの特徴は「営業社員がいない」という点。

営業は一切おらず、口コミやパートナー戦略で業績を伸ばしています。

つまり製品はすべてインターネット上で販売を完結しています。

もともとシドニーから米国などの海外で営業をかけるのは「コストがかかる」と判断し、創業当時からオンラインでサービスを購入できるようにしていたようです。

そしてこれがまたたく間に人気化した経緯があり、それ以来、「他社よりもマーケティング・営業コストのかからない順調な経営」が続いているのです。

その最初の人気化したサービスが「JIRA」(バグトラッキングシステム)です。

営業がいない分、競争力のある価格で提供し、全ての製品は無料で試すことができ、
製品情報も価格も全てサイトで明示されているため、値引き交渉前提の実態価格に不透明感のある従来の営業スタイルの他社との違いがはっきりしています。

B2Bの製品を「Amazonで購入する感覚に近い」B2Cのような販売スタイルで透明性をアピールしています。

ゆえに顧客獲得効率も高く、今後は口コミだけに頼らずマスマーケティングも伸ばしていく方針のようです。


調べれば調べるほど、今後の成長に期待できる銘柄だと思いました。


私も年内に投資を検討したいと思います(笑)♪


この記事が参考になればうれしいです。