セシルのゼロから始める米国株投資

化粧品メーカー勤務の31歳社畜サラリーマンが、化粧品のこと、資産形成(米国株式投資🇺🇸)など、日常に少しの付加価値を与える情報を発信するコンテンツです。

【スマホ決済】Pay Pay100億円キャンペーン再び!そもそもどういうサービスなのか?


こんにちは、セシルです。


PayPayの第2弾「100億円キャンペーン」がまた実施されるようです。
還元額と還元率(最大)は第1弾キャンペーンと変わらないようですが、詳細な内容が大きく変わっているそうです。
第1弾と第2弾の違いも含め、

「そもそも Pay Payってなんぞや?」

「どうしてこんなキャンペーンをやるの?」

という疑問まで、個人的にも気になっていたので調べてみました!

Pay Pay(ペイペイ)とは?

SoftBankとYahooが共同出資し設立しPayPay株式会社が運営する、QRコード決済サービスののとです。2018年10月15日からサービスを開始しました。
実店舗での支払いに利用できるPayPayは、アプリで残高をチャージして支払う「プリペイドタイプ」。

支払い方法はシンプルで簡単!

「店舗に設置されたQRコードスマートフォンのカメラで読み取って金額入力をする」

スマートフォンに表示されるバーコードを店員さんに見せて読み取って支払う」

以上の2通りありますが、どちらもアプリさえあればすぐに決済が完了します。

また、PayPayは決済だけでなくPayPay間で友達に送金(個人間送金)することも可能です。

100億キャンペーンの詳細

結論からいうと、第2弾では高額商品を購入してもPayPayボーナスをガッツリもらうことができなくなりました・・・
以下、第1弾と2弾の3つの異なる点です。

【支払い手段によって還元率が異なる】

第1弾ではPayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードのどの手段で支払っても、決済額の20%が還元されました。
しかし、第2弾では20%還元を受けるにはPayPayかYahoo!マネーで支払う必要があります。
ちなみに、Yahoo! JAPANカードでの支払いは19%、その他のクレジットカードでは10%にまで還元率が下がるようです。
なお、PayPay残高へのチャージは対応している銀行口座か、Yahoo! JAPANカードからおこなうことができます。

つまりは今回のキャンペーンの恩恵を最大限受けるためには、 Pay PayもしくはYahoo! JAPANカードを作る必要があります。

【PayPayボーナス付与上限が1回あたり1,000円に】

第1弾では20%還元の上限は「1カ月あたり5万円」でした。
しかし第2弾では、「1回あたり1,000円、期間中5万円」に変更されました。

今回これが最も大きな変更点といえそうです。

例えば、第1弾では25万円の商品をPayPayで購入すれば、いきなり5万円のPayPayボーナスが還元されましたが、第2弾では5,000円以上ならどの金額でも還元額は1,000円と変わらないです。

また、PayPayはクレカでの決済金額の上限を最大5万円に変更しており、クレカ経由で5万円を超える買い物は現在できません。
とはいえ、PayPay残高にチャージすれば5万円を超える買い物も可能です。

※第1弾のときは、PayPayが使える量販店で家電やゲーム機を購入するユーザーが殺到したようですが、今回はそんなこともなさそうですね(笑)

第2弾では、1回の買い物で最もボーナスを得られるのは5,000円なので、高額な家電はもちろん買えませんね。

どうやらPayPayは、Suicaのように「日常の決済で利用してもらうこと」を目的としているため、高額な家電を購入して還元ではなく日々の買い物でPayPayを利用してもらい、それによって最大5万円が貯まります!
ということを推しているのでしょう。

まぁ、第1弾のインパクトと最近毎日のように見るCMによって知名度はグンッと上がっていますので、よく調べなくても利用するユーザーはこれから増えそうですね(苦笑)

【全額還元の上限も「1回あたり1,000円」に】

第1弾では、10~40回に1回の確率で1回あたり最大10万円が還元される太っ腹な内容が話題を集め、多くのユーザーの取り込みました。

しかし第2弾では、全額還元の額も最大1,000円に下げられることに…

なぜこんな大盤振る舞いができるのか?

思うに昨今、「キャッシュレス決済」というワードが政府や日本の株式市場界隈で注目され始めてから「LINEペイ」や「楽天ペイ」など、各社がユーザーを獲得するために色んな広告を打っています。
今年の6月にはメルカリもスマホ決済サービスの「メルペイ」をリリース予定です。
そんな中で、前回に引き続き今回のキャンペーンです。
これは完全に、スマホ決済市場を本気で総取りしてきているとしか考えられません(笑)

「100億円の広告を2回打つことでスマホ決済市場を独占できるのなら安い投資だ」
SoftBankは考えたのかもしれません(あくまで私見です)。

おそらく投資家ならみな、そのような考えに至るのではないでしょうか?

以前、SoftBankは中国のアリババへの投資で大きな利益を獲得しました。
一方で足元の日本市場ではキャッシュレス化が先進国の中でも飛び抜けて遅れているという状況にあります。

特に本命と目されるスマホ決済がまったくといっていいほど普及していないという現状を見るに、SoftBank
「今、日本のスマホ決済市場にはとてつもないチャンスがある」
と考えるのは自然の流れですよね。

かつて、アフリカに出かけた商社マンが
「ここでは誰も靴を履いていない。無限の市場がある」
と考えたのとまったく同じことですね。

市場規模が大きいなら中国アリペイの日本展開を支援するよりも、自前でやったほうが利益は大きい。
そこでSoftBankはインド最大の決済サービス事業者であるPaytmと連携したPayPayサービスを自前で開始することにしたわけです。

おわりに

第1弾と比べるとだいぶ控えめになった第2弾のキャンペーン。
今回はより多くの人にPayPayを使ってもらい、お得さを享受してほしいという狙いがあるのでしょうね。
とはいえ、最大20%の還元率は魅力です♪
運がよければ、約3カ月半で最大7万円還元されるのはやっぱり大きいですよ(笑)

それにしてもバズるってすごいですね・・・
これまで「PayPay」という誰も知らなかったスマホ決済サービスが、たった2回のキャンペーンによっていまや日本で1番知名度のある決済サービスへ踊り出ました。
このようなキャンペーンによるビジネスモデルは今後増えていきそうな気がします。

さて、今回は私もPayPayアプリをインストールして試しに使ってみようと思います!

皆さんも使ってみては?

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